ハウスインスペクター 各 位
(一社)全日本ハウスインスペクター協会
代表理事 加藤 正明
ハウスインスペクター制度改正に伴う同時講習制度廃止のお知らせ
平素は当協会運営に格別のご理解とご高配を賜りまして厚く御礼申し上げます。
さて今般の新築住宅価格の高騰を受け、民間シンクタンクのデーターによると2022年における既存住宅流通割合が42.3%と過去最高を記録するなど、住宅流通市場においてストック住宅へのシフトが加速しています。
当協会ではこの本格的ストック流通時代の到来を受け、ハウスインスペクター制度について令和8年度より、これまでの既存住宅状況調査技術者に向けた同時講習制度を廃止し、受験資格制限のない既存住宅不動産開示制度(日本版HIP)と住宅性能に応じた再調達原価法による住宅価格評価法をカリキュラムの柱とした、一般試験制度へと制度改正をおこなうことといたしました。
新ハウスインスペクター制度では、従来インスペクションにおいて調査報告をされてこなかった、住宅の耐震性能や省エネルギー性能などの住宅性能、リフォーム等における設備の更新状況、共同住宅については管理状況など、ストック住宅の性能を一般消費者に分かりやすく情報提供するとともに、これらの情報に基づく住宅評価額を算出し、一般消費者にストック住宅における適正評価額の提供を行う住宅評価技術者として、所定の課程について基準に達した方をハウスインスペクターとして認定いたします。
これまでストック住宅は新築住宅と異なり、物件ごとに性能と維持管理状況が大きく異なるため、住宅の性能が分かりづらいという特性から消費者に正確な情報提供がなされてこなかった経過があります。
当協会では新ハウスインスペクター制度の普及を通じ、一定の住宅性能を保有する住宅が市場価値を正しく評価され、消費者の購入判断に結び付く住宅ストック循環型社会の実現に貢献してまいります。
記
<受験資格>
受験資格の制限はありません。どなたでもご受験いただけます。
<試験日>
第1回 2026年6月中旬 実施予定
※第2回以降は順次発表します。
<受験料>
2026年4月 発表予定
※現にハウスインスペクター資格を保有されている方には受験料の減免を予定しています。
〇既存住宅状況調査技術者講習については建築士のみを対象とし、従前どおり当協会において実施いたします。
〇令和7年度迄(令和8年3月31日迄)に取得されたハウスインスペクター資格については有効期限の満了日まで有効です。
〇現在の有効期限満了後引き続きハウスインスペクター資格を保有するためには、有効期限満了前に新制度のハウスインスペクター試験をご受験いただき、所定の課程を修了していただく必要があります。(受験料の減免を予定しています。)
〇 試験受付開始時期、試験カリキュラム、試験形式、テキストなど2026年4月中旬を目途に発表いたします。
〇 その他詳細についてはホームページにて発表いたします。なお電話によるお問い合わせにはご対応いたしかねます。また公表前の情報についてはご回答できません。
以 上